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傷が治らないことから考えられる14の猫の病気

好酸球性プラク

病変部分は脱毛がみられます。

境界明瞭なカリフラワー状の皮膚病変を形成します。

 

全年齢に発生が認められます。

 

激しい痒みがあり、病変の色は暗い赤みを帯びていることがあります。

発生部位は腹部や内股です。

 

 

好酸球性線状肉腫

後肢によくみられる、線状の病変を形成します。

脱毛が見られ、病変部は硬く、長さは数センチ~10センチに及ぶこともあります。

口唇と下顎に腫れて膨れたような病変が出来ることもあります。

 

 

好酸球性腫瘍

全年齢に発生が認められます。

特に上唇部に赤く腫瘍化した病変としてみられます。

腫瘍が広がり、鼻まで及ぶこともあります。

病変は痛みや痒みはないと考えられています。

 

 

皮膚脆弱シンドローム

全身の皮膚が脆くなって、びりびりと破けていくような皮膚疾患がみられます。

手術で縫合を試みても、皮膚が脆くて破けてしまいます。

皮膚のコラーゲンが全く無いような皮膚疾患です。

副腎皮質機能亢進症に罹患している猫にみられると報告があります。

 

治療方法は外科的に副腎の除去が効果的と言われています。

 

 

菌種

真菌、放射菌が、創傷部分から皮下に潜ろうと、ろう管を形成します。

じわじわと広がっていき、皮膚は脱毛し、所々に穴ができます。

さん出液が出て、膿も出ます。

発熱、食欲不振、全身症状へ広がり死亡します。

治療方法は外科的手術で、ろう管を切除できれば良いのですが、非常に難しい病気です。

抗生菌剤や抗生物質の投与も試みます。

 

 

扁平上皮癌

太陽の光が、皮膚に癌を引き起こします。

日光に多く暴露されやすい顔面は特に発生しやすい部位です。

老齢の猫に主に罹患しますが、中年の猫にも発症します。

 

治療方法腫瘍の大きさ、規模によります。

 

予防方法はこの病気に罹る可能性のある猫は日光に当たらないことです。

 

皮膚血管肉腫

 

 

皮膚血管腫

老齢の猫に発生率が高い肉腫です。

皮膚の色の薄い猫が罹患しやすい傾向にあります。また、転移しやすい癌です。

 

治療方法は外科的切除手術を行いますが、その前に転移の評価が必要です。

 

 

皮膚リンパ腫

痒みのある、プラク状の病変が特徴です。

痒みの為、猫は患部を掻き崩し、病変に腫瘍を形成します。

老齢の猫に発生率が高いが、若齢猫にも報告されています。

FIV、FeLVとの関連性も示唆されています。

 

 

肥満細胞腫

年齢は全年齢にみられます。頭部や頸部などに様々な病変がみられます。

 

治療方法は外科的切除が一般的です。

 

 

皮膚のメラノーマ

「体にしこりがあることから考えられる病気-メラノーマ」を参照して下さい。

 

 

基底細胞腫

老齢の猫に発生する傾向があります。

病変は限界明瞭な腫瘍としてみられます。

色素沈着が多くみられます。メラノーマとの鑑別が必要です。

 

 

喧嘩の怪我

毎日怪我を伴う喧嘩をし、頻繁に怪我をし続けると、怪我が治りません。

同じ空間に該当の猫を同居させないようにしましょう。

 

 

免疫不全

FIVに感染していたり、糖尿病を患っていたりする猫たちは、免疫力が低下しています。

健康な猫であればすぐに治ってしまうような傷でも、それらの猫は治りにくいことがあります。