猫を拾ったら最初にやるべき2つのこと
ある日あなたは猫を拾いました。
とても可愛らしい猫で、あなたの心はしっかりと捕らえられてしまうことでしょう。
これから始まる猫との素晴らしい生活に心を躍らせるかもしれません。
しかし、一度冷静になってください。
猫は完全室内飼育で10年以上、長生きする猫は20年以上生きます。
その間、きちんと愛情を注いで面倒をみることができますか?
猫は鳴きもすれば壁や家具で爪を研いだりもします。
何故ならそれが猫の習性だからです。
まずは拾った猫を動物病院に連れて行きましょう。
一見健康に見えてもどんな病気が潜んでいるか分かりません。
動物病院では一般血液検査、ウィルス検査(※猫エイズ、猫白血病、コロナウィルス等)、
耳ダニ、ノミ除去の薬の処方、可能であれば検便検査等を行います。
もし猫風邪に罹っていれば、結膜炎を併発していないかも確認してもらいましょう。
動物病院では、分からないことがあればどんどん質問することです。
相手は専門家、分からないことを聞くのは少しも恥ずかしいことではありません。
むしろ聞かなければ損です。
一通り検査が終わったら、獣医師の指示に従って家に連れて帰りましょう。
なお、動物病院へ猫を連れて行く際は、洗濯ネットに猫を入れてからキャリーに入れるのがマナーです。
(理由は何らかのきっかけでキャリーの鍵が開いて猫が脱走してしまったり、診察室で暴れる可能性がある為です。)
※これらについては病気の項で詳しく説明します。
命を背負うということを胸に刻んで、猫を受け入れて下さい。
自信がなければ里親を探すのも一つの手段です。
(警察に拾得物として届けると、一定期間の後保健所で殺処分されます。)
里親を探す場合はインターネット上の「いつでも里親募集中」が有名で、使い勝手も良いです。
自分で飼う覚悟が出来た場合は、おめでとうございます!
あなたにはこれから少し面倒で騒がしくてもとても微笑ましい幸せな毎日が待っています。