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痩せる症状から考えられる6つの猫の病気

脱水

脱水による体重減少は急速に起こります。

適正体重の3%を超えれば重大な脱水と考えなければいけません。

脱水を起こしている猫の口腔の粘膜は乾いたようになっています。

皮膚がゴワゴワに弾力がなくなります。

皮毛が小さな束のように、ぼそぼそとした印象になります。

目が落ち窪んだようになり、顔がとんがった印象に変わります。

 

治療方法は水分補給です。

 

 

腎不全

腎不全は腎臓のほぼ75%のネフロンが機能していない状態にあると言うことです。

食欲不振が起こり、体重は減少します。多飲多尿が起こります。

 

ネフロンは一度分解されると回復することが無い臓器です。

よって、腎不全は完治を目指すのではなく、少しでも猫の苦痛を和らげる治療を行うことになります。

 

腎不全には急性と慢性型があります。

 

急性腎不全を起こす原因

  1. 腎毒性をもつ物質との接触。エチレングリコール、アミノグリコシド系抗生物質、重金属等。
  2. 尿道閉鎖による尿毒症。
  3. 急性腎盂炎

食欲の低下と、数週間に渡り体重減少が認められます。

 

慢性腎不全を起こす原因

老齢の猫に起こります。この場合寿命と受け入れ、穏やかな最後を迎えられるよう心構えをしましょう。

 

 

甲状腺機能亢進症

元気でよく食べていても痩せていることが特徴です。内分泌疾患である甲状腺機能亢進症はチロキシンが過剰に分泌される状態です。

 

見分ける方法は以下の通りです。

  1. 10歳以上の猫で、年を取ったのに元気になったように感じる。
  2. 活発に行動し、鳴き声が大きくなった。
  3. よく食べているのに痩せていく。
  4. 下痢をする。
  5. 多飲多尿がみられる。

 

甲状腺機能亢進症の猫には心悸亢進、高血圧が認められます。

 

 

糖尿病

急速に悪化することもあり、危険な病気です。

体を作っている細胞が糖をきちんと取り込めなくなる病気です。

このような異常が起こると血液中の糖の濃度が上がり、体に様々な異常が生じます。

様々な年齢の猫がこの病気に罹りますが、とくに老猫や肥満猫がなりやすいようです。

 

治療法は投薬や食事のカロリーを制限して、糖尿病が悪化しないようにします。

猫の好き嫌いに振り回されず、飼い主が強い意志を持って看護することが必要です。

長期にわたる看護が必要になるので、飼い主がこの病気を充分に理解することが大切です。

 

 

腫瘍

猫は10歳を過ぎると癌の発生率が一気に上がります。

癌の猫は体重減少、食欲不振、沈鬱、元気の消失、下痢、嘔吐、体表に触知できる腫瘤等、猫の体になんらかの異常が認められます。

高齢の猫で、今までと違う様子を感じたら、病院へ行き診断を受けましょう。

 

 

口腔内疾患

猫は口腔内の痛みに耐え切れず、食欲不振を起こします。

いつものように遊ばなくなり、機嫌の悪さを表すようになります。

 

口が痛いためにグルーミングが出来なくなり、被毛は抜け落ちた毛が絡まってボサボサになります。

また、グルーミングする場合、口臭と同じ臭いが被毛につき、体全体が臭くなります。

 

顎をがくがくさせるのも特徴です。

前足で口の辺りをひっかき、くっついたものを取ろうとするような行動をとります。

頭や首を振るような行動もみられます。

 

痛みが限界に達すると、食餌も勿論水も飲めなくなります。最終的には餓死します。