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体を掻く症状から考えられる13の猫の病気

アトピー

アトピーは痒みを伴う発疹が繰り返し出来る皮膚病で、アレルギーの一種です。

季節性にアトピー性皮膚炎を起こす猫も多くいますが、全く季節に関係なく発症する猫もいます。

 

原因は特定できませんが、ダニやハウスダスト等と考えられます。

治療方法は抗炎作用を持つ薬剤の投与です。

 

 

食餌アレルギー性皮膚炎

特定の食材に対しアレルギーを発症する病気です。

 

治療方法はアレルギー対応食への切り替えです。

 

 

ノミアレルギー

ノミに対して過敏症の猫は、痒みを伴う赤く盛り上がった皮膚を伴う皮膚炎を起こします。

尻尾の付け根から背中にかけて最もよく見られます。

 

治療方法は抗炎症作用のある薬の投与と、ノミの駆除です。

 

 

スタットテイル

猫には、背中の尾の付け根に近いところに、油を分泌する腺がたくさん集まったところがあります。

この部分が炎症を起こしたものをスタットテイルといいます。

去勢していないオス猫に多い病気です。

 

炎症を起こしたところには痛みや痒みがあるため、

猫はしきりに舐めたり噛んだり、引っかいたりします。

そのため脱毛したり、皮膚が傷ついて、そこから更に細菌が感染して腫れたり化膿することもあります。

 

治療方法は、被毛を刈って、消毒か薬浴シャンプーを行います。

必須脂肪酸を与えると症状が和らぎます。

細菌に感染している時は抗生物質を与えます。

 

再発しやすい病気なので、飼い主は獣医師に指導してもらい、定期的なシャンプーを行うと良いでしょう。

 

 

皮膚糸条菌症

皮膚の表面角化層、爪、被毛に病変を作ります。猫と人間に共通な病原性のある糸状菌の場合もあります。

治療方法は被毛を短くして薬用シャンプーで洗うことです。更に抗真菌剤の投与を行います。

 

 

毛ジラミ

真っ白なふけのようなしらみが被毛に付いています。

治療方法はフリーコームで毛をすくと毛ジラミが取れます。

但し卵は中々取れませんので、動物病院でノミ薬を投与してもらいましょう。

 

 

薬疹

薬疹は薬に対する痒みを伴う皮膚炎です。

薬剤を投与直後、皮膚炎が起きた場合は次の投薬はやめて、薬剤を処方した獣医師に速やかに報告しましょう。

 

治療方法は投薬の種類を見直すことです。

 

 

真菌性皮膚炎

顔面を始め全身に小さな円形の軽い痒みを持つ脱毛を発症します。

毛のある猫では分かり難いですが、毛を刈るとリング状の皮膚病がはっきりとします。

通常は幼猫に感染しますが、成猫でも感染することがあります。

なお、人間にも感染します。

 

治療方法は抗真菌剤の外用や内用で治療します。

 

 

ミミヒゼンダニ

耳道の痒みが強く、耳道内に臭いのある黒褐色の分泌物が蓄積します。

 

治療はダニ駆除薬で駆除できますが、再発が多い病気です。

 

 

接触性かぶれ

シャンプーや洗剤等が体に付いてしまうと、

猫はその部分を激しく掻いて脱毛と皮膚炎を起こすことがあります。

 

治療方法は抗炎症作用のある薬を投薬します。

また、患部を含め、体を良く洗います。

原因になりうる物質は猫の体に触れないところにおいておきましょう。

 

 

アクネ

顎にできる皮膚炎です。

顎に黒い汚れのような小さなツブツブが見られることがあります。

猫は気にして掻く場合と、全く気にしない場合があります。

 

治療方法は薬用シャンプーで洗うこと、猫に安全な消毒薬で消毒すること、抗生物質の投与が一般的です。

 

なお、再発率の高い病気です。

 

 

ボックスウィルス感染症

顔面や四肢に隆起した潰瘍性病変を作ります。

痒みを伴い、水疱が出来ます。これが破裂し、潰瘍化し、カビに覆われます。

 

治療方法は傷口の消毒と抗生物質の投与です。

 

 

ストレス

強いストレスを感じている猫は、体をしきりに舐めるようになります。

その部分の毛が次第に抜けていきます。

脱毛した部分には普通は特に皮膚炎の症状は見られませんが、脱毛後も更に舐め続けて皮膚がただれることがあります。

他にも、人間の円形脱毛症と同じように、ストレスの為に頭や肩などの毛の部分的に抜けることがあります。

 

治療は「下痢-ストレス」の項を参照してください。